2010年3月4日、東京都内にて「Webike Team Norick YAMAHA」チーム発足発表会を開催した。
このチームの前身となっているのは、2006年にノリックこと阿部典史選手が立ち上げた「TEAM NORICK JR.」。
ノリックにその才能を認められ、当時からチームノリックジュニアのライダーとして鍛錬を積んできた、野左根航汰選手が2010年、全日本ロードレース選手権 J-GP3クラスにヤマハ TZ125で、フル参戦を果たす。
会見の会場では、阿部監督が「息子の遺志を継ぎ、若いライダーを育成していき、最終的には日本人の世界チャンピオンを育てあげたい」と、強い気持ちを表明。ノリックを育て上げてきた父親ならではのノウハウと愛情を注ぎ込み、野左根選手と二人三脚で戦っていく。今年はJ-GP3クラスで全日本ロードレースの経験を積み、来期はJ-GP2クラスへのステップアップを目指していきたいとしている。
また、サポートを行う株式会社リバークレイン(ウェビック)の信濃社長は「もともとスタッフ一同バイクが大好き。単純にサポートするというだけではなく、一バイクユーザーとして積極的に活動に関わり、業界を盛り上げていきたい。自分の子ども達の世代にも、バイクへの夢を描いほしい」としている。
ライダーである野左根航汰選手は、「目標はシリーズチャンピオン。たやすく叶うとは思っていないが、努力してチャンピオンを勝ち取りたい」と意気込みは十分だ。
「ウェビック チーム ノリック ヤマハ」チーム発足発表会資料