5月15日、航汰は浅間山の麓、軽井沢モーターパークで行われたMCFAJクラブマンモトクロスレースに出場してきました。
航汰にとって、軽井沢モーターパークは初めてレースをするコースでしたが、後ろには浅間山、前にはまだ雪の残る吾妻山が望めるという、雄大かつ春たけなわな光景が広がっており、まさにレース日和という天候もあいまって、ものすごく気持ちのよい週末となりました。
レース前日の5月14日のお昼前にコースに到着し、往年の名モトクロスライダー伊田井佐夫選手に、ジャンプのテクニックなどアドバイスを受けたりしながら、夕方の4時近くまで走りこみました。そして、その日は近くのペンションに宿をとりました。
このペンションも初めてのところでしたが、これまた雄大な景色とゆったりとしたファミリームードが漂う快適なところで、まずお風呂でコースでの砂埃を落とし、その後、美味しいご飯を頂きながら、明日のレースのことや、今シーズンのこと、将来のモトGPライダーへの夢などをを話し、明日のレースに備え、早々に就寝しました。
そして5月15日。今回からジュニアクラス昇格してのレースとなりましたが、昨日のアドバイスを生かし、ジャンプもスムースに飛べるようになって、一段と速さが増していました。
しかし2ヒートで行われたレースの1ヒート目は、2番手争いをしながらの1周目目終了間際、争ってた相手と接触転倒、後位に下がってしまい、その後、追い上げて5位ゴールとなりました。
2ヒート目はスタートも良く、2番手付近で1コーナーをクリアしましたが、流石に昇格したジュニアクラスは速く、アクシデントは無かったものの3位ゴールが精一杯でした。
しかしモトクロス経験が浅いにもかかわらず、どんどん速くなり、しかも危なげなく走れるようになる、その成長には驚きです。
これからも色々なトレーニングに励み、夢のモトGPチャンピオンに向けて航汰は頑張ります。
Webike Team Norick YAMAHA 阿部光雄
浅間山をバックにパシャ!
後ろに見える山並み、吾妻山の山頂にはまだ薄っすら雪が残る。この景色を正面に眺めながらのレースだった。
なんとか勝ち取った表彰台では、「今度は勝ちたい!」と本人から強気のコメントも。