栃木県ツインリンクもてぎにて、全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦「スーパーバイクレース in もてぎ」が開催されました。
■大会名称 2011年 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 スーパーバイクレース in もてぎ
■カテゴリ J-GP2クラス
■開催日 予選:7月2日(土) 決勝:7月3日(日)
■開催場所 ツインリンクもてぎ(4,801m)
■天候 予選:晴・ドライ 決勝:晴時々曇・ドライ
■観客数 予選7,000人・決勝:9,000人
■周回数 15周 ■出走台数 18台 ■完走台数 15台
■PP 中上 貴晶(HONDA / R 1分54秒822)
■FL 中上 貴晶(HONDA / R 1分55秒125)
今回のレースはシリーズ戦の第3戦といえ、今年やっと初めての全クラス揃ってのレースとなったもの。
久しぶりに全クラスのチームが揃ったパドック内は、華やかな雰囲気で満ち溢れ、サーキット全体にも、東日本大震災後、初のビッグレースの開催を待ち望んでいたお客様の笑顔が多く見られました。
Webike TeamNorick YAMAHA 野左根航汰選手がステップアップしてチャレンジするJ-GP2クラスも今回が開幕戦、ライダーもメカニックもスタッフも、新たなチャレンジへの意気込みたっぷりでこのレースに臨みました。
6月末の事前テストでは、野左根選手にあったマシンセッティングをなかなか見つけることができず、調子が良くなったり、悪くなったりで、車体姿勢をなかなか決めらないという課題を残していました。そして、迎えたレースウィークの公式練習でも、やはりあまり良い解決法を見出すことができず、苦しい状況となっていました。
そこで、予選日の土曜日は、車体姿勢を大幅に変更したところ、これが良い方向となり、自身のベストタイムを更新!
6番手で予選を終えましたが、依然フロントタイヤが滑るという悩みも抱えていました。
また、ツインリンクもてぎのロードコースは、震災の影響でコースの改修を終えたばかり。ほとんどの路面は新しくなっているのですが、5コーナーやV字は旧路面のままで、各選手からも「ブレーキングでの止まりが悪い」などの声も出ていました。
しかし、予選を終えた後の阿部監督からは、「やはり、走りにくい部分もあるだろうが、航汰は走りなれているので大丈夫。目標はもちろん表彰台!セットがうまく決まれば、問題なくいけるだろう」と力強いコメントを聞くことができました。
★予選の公式結果は、MFJオンラインマガジン よりご覧頂けます。