全日本ロードレース第6戦 in オートポリス レースレポート

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カテゴリ: 2011年レースレポート 0 件のコメント

大分県のオートポリスにて、全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦「九州 モーターサイクル フェスタ 2011」が開催されました。

■大会名称 2011年 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 九州 モーターサイクル フェスタ 2011
■カテゴリ J-GP2クラス
■開催日 予選:9月10日(土) 決勝:9月11日(日)
■開催場所 オートポリスインターナショナルレーシングコース (4,674m)
■天候 予選:曇時々晴・ドライ 決勝:晴・ドライ
■観客数 19,150人(2日間)
■周回数 16周 ■出走台数 13台 ■完走台数 13台
■PP 中上 貴晶(HONDA / R 1分53秒311)
■FL 中上 貴晶(HONDA / 1分53秒539)

ツーリングスポットとしても有名な阿蘇ですが、この時ばかりは街行く全てのライダーが一点に集うかのように、多くのライダーが同じ方向へ走り去っていくのです。

オートポリスは熊本空港から一時間程走った大分県の山の中に場所にあります。道中、山を縫うようにして登っていくと、草木の背丈はだんだんと低くなり、頂上付近からは阿蘇カルデラを見下ろしながらに山を下りていきます。
大自然の絶景を堪能していると、突如巨大な人口施設が現れます。それがオートポリスです。

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排気音が山彦する、雄大な景色に囲まれたそのサーキットで、Webike TeamNorick YAMAHAの第6戦目となるレースが行われました。

好天に恵まれて始まった、九州モーターサイクルフェスタ 2011。

初日である金曜日の公式練習日、野左根選手が走るJGP-2クラスのスタートは14:15からとなっており、午前中会場を照らしていた陽光も、時間の経過と共に雲に遮られてしまいました。
スタート時間が近づいた頃には、時折小雨がパラつく空模様に。ピットから出ては手のひらを上に向けて、しばらく間を置いて首を傾げる。そんな不安な様子が阿部監督やメカニック、他のピットでも同様に伺えます。

幸い、走行開始時間には雨も止み、一時はレインタイヤも検討されましたが履かずにスタートが決定。
走り始める頃には、空も明るさを取り戻し、雨も止み、路面はドライの状態でスタートとなりました。
3回のピットインを行い、計20周ほどを走行。野左根選手の要望を聞き、メカニックがフロントサスペンションを調整する光景が多く見受けられました。
途中、再びパラつき始めタイムを落とすこともありましたが、明日の公式予選への準備を含め無事に練習走行を終えました。

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翌日の土曜日は公式予選日です。天候は優れ、稀に強い風が吹くも雨の心配はありません。
昨日の公式練習と違い、観客の入場と実況でオートポリスもレースムードが一層高まり、野左根選手の表情も、昨日から更に気合が入っています。
走行中も、ピットイン時には昨日と同じくフロントサスペンションの調整の他、タイヤも交換しながら更にベストな状態を突き詰めていきます。
計19周を走り、少しずつタイムを上げる中、10周目にベストタイム1分55秒757をマーク。
野左根選手の順位が上がる同時にと共にチームは盛り上がったところで、監督からサインボードに出された指示は「怒!」というもの!
どうしてかと尋ねたところ、「このタイムが出せるなら早く出さないか!」という意味があるそうで、阿部監督らしいサインでした。
結果、決勝レースでは7番グリッドからのスタートとなり、トップ3までのベストタイム差は1秒を切るタイムとなりました。

レースウィーク中で、最も恵まれた天候で迎えた決勝レース当日。
午前中のウォーミングアップランでのベストタイムは1分56秒391。昨日のベストタイムまでは及びませんでした。
9周を走り調整を終えて、最後の整備を終えれば昼過ぎには、遂に決勝レースとなります。

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その間、昼にはピットウォークがあり、大勢の観客がピットまで遊びに来られました。
JGP-2クラス最年少で出場している野左根選手ですが、ピットウォークにはもっとちびっ子のファン達が野左根選手を囲みます。
昨日に続き、同じ場所に2回目のサインを求める子や、手のひらにサインを求める子もいたりと賑やかです。
また、Webike TeamNorick YAMAHAのマシンYZFR6のカラーリングを見て、カッコイイ!と言ってくれる子もいました。
この日サインを渡した子がいつの日かライダーとなって、野左根選手と同じように、またちびっ子にサインを書いているかもしれませんね。
ピットウォークが終われば、残すは決勝レースのみです。

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少し雲も出てきて、午前よりも日差しは弱まりました。気温24度、湿度28%。路面コンディションはドライ。
ついに決勝レーススタートです。
選手紹介では、Webike TeamNorick YAMAHAが紹介されると観客席から応援のファンファーレが!
緊張と集中で強ばっていた野左根選手の表情に、一瞬笑顔が戻りました。

鳴り響く轟音と共に、JGP-2の第6戦の決勝レースがスタートです。
7番手アウト側からのスタートとなり、その後も7番手を保ちながら、周回を重ねていきます。
16周中13周を終えた時点でも7番手を走行。野左根選手の前後も少し間が空いており、接近戦ではなくワンミス操作が順位を揺るがす状況となりました。
残り2周のところで、6番手を走る宇井選手が大幅にタイムを落とし、野左根選手が前へ。
最後の最後で順位を上げ、6位でゴール!
決勝レースのベストタイムは1分56秒463となり、予選のベストタイムは更新出来ませんでしたが、悔しがる姿からは闘志が溢れていました。

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次のレースは10月に岡山での開催となります。成長し続ける野左根選手にご期待ください!

野左根航汰選手 コメント:
予選では満足のいくタイムではないものの、ある程度のタイムは出せました。
しかし、決勝ではそのタイムを出せなくて、ペースも上げることが出来ずに、今回はちょっと残念な結果に終わってしまいました。
すごい悔しいですし、岡山ではこの悔しさをバネにしてもっと良い結果を残せるようにしたいです。
今まで満足いく戦績を残せておらず、自分自身でも納得できていないので、岡山では、チーム、応援してくれる皆さん、そして自分自身も満足できるよう頑張ります。

阿部監督 コメント:
金曜日のフリー走行は、先週の事前テストの状態から始めて、Tカーも使った各種のセッティング違いをテストしましたが、なかなか先週のベストタイムを出す事が出来ませんでした。しかし航汰の課題であったアウトラップ(走りだし)からのタイムアップはかなり向上しました。
明けて土曜日の予選は、昨日のテスト結果を踏まえ1号車に集中し、微調整を加えた結果、目標の1分55秒フラットには遠く及ばなかったものの、先週のベストタイムを約0.5ほど縮める1分55秒757を出し、予選7位でした。
日曜日の朝フリーはタイムこそ1分56秒台でしたが、前半は3番目あたりで、最後わずかに稲垣選手に越されましたが、5番目のタイムでレースに期待しました。
レースは、スタートから1周目をほぼグリッド順で通過して行き、航汰の追い上げに期待しましたが、思ったようにタイムを上げて行けず、淡々と周回を重ねる状態が続き、最後に宇井選手のミスにより、航汰は6位ゴールとなりました。ベストラップも55秒台に入れる事が出来ず、本人にとってもスタッフにとっても非常に落胆したレースでした。
次回の岡山国際でのレースに向け、航汰のメンタル面の改善と、マシンにニューパーツを投入し9月20日、21日の事前テストから大幅な戦闘力の向上にスタッフ一同全力を注ぎます。引き続き、応援を宜しくお願いします。

★レースの公式結果は、MFJオンラインマガジン よりご覧いただけます。

投稿者: Webike Staff   @   2011年9月12日 0 件のコメント

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