オーリンズ製前後サスペンションやリアスイングアームの変更など、前戦と比べマシンの仕様を大きく変えて挑む第5戦。
前日に行われたフリー走行では、リアのばたつきを抑えるためにウエイトを調整しながらの走行となりましたが、54秒台をコンスタントにマークし、昨年のもてぎ2&4でのタイムと比べ2秒近くラップタイムを縮め順調な仕上がりを見せるライダー、野左根航汰。
昨年以上の厳しい暑さの中、
公式予選が行われたこの日は午前中にフォーミュラ・ニッポンがフリー走行を行ったため、選手全員、走り始めはロードコンディションを確認しながらの走行。
そしていよいよ決勝レース
気温は35度
今回、
注目のオープニングラップでは、開幕戦もてぎで優勝を飾った予選5
生形を抜いた野左根はレース開始まもない3周目にしてトップ集団
4周目ヘアピンコーナーでは2位を走っていた野田と接触する場面
しかし、トップ関口とのタイム差はその時点で5秒となっており、周回を重ねるごとに広がっていきます。
第3セクションでは関口を上回る好タイムを連続でたたき出すも、他セクションで思ったようにタイムが伸びず、
関口は独走状態に。
野左根はその後、フォーミュラ・ニッポンとの併催のため、
大きなミスもなく安定したパフォーマンスで周回を重ね、2位でフィニッシュ!
レース終了後、
悔しい表情をにじませながらも2位という結果に時折喜びの表情を
★レースの公式結果は、MFJオンラインマガジン よりご覧頂けます。
野左根航汰のコメント
今回のレースは優勝を目指していたので2位という結果は悔しさしかありません。
次戦菅生は一番好きなサーキットなので優勝目指してがんばります!
阿部光雄監督のコメント
前回より1つ上がって2位表彰台を獲得できました。
ファンの皆さま、サポートしてくださっている皆さまに心より御礼申し上げます。
16歳の少年としてはよくやってくれて大変喜ばしい事ではありますが、
航汰をMotoGPライダーに育てるという目標からすると、
まだまだ速く走るための技術の向上が必要です。
次の菅生へ向けてトレーニングを積み、
今度こそ優勝できるようにスタッフ一同頑張ります。
今後とも、皆さまの暖かいご支援とご声援を宜しくお願い致します。
★[MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 MOTEGI 2&4 RACE ]フォトギャラリーはこちら
次回のJ-GP2参戦は 8月25日・26日 – スポーツランドSUGO での開催です。
勝利を目指してチーム一同邁進していきます。皆さまの応援をよろしくお願いいたします!