第3戦 筑波で3位と初の表彰台 、第5戦 もてぎでは2位と2戦連続表彰台を獲得、今回のレースこそ優勝を勝ち取ることを誓って臨んだ全日本ロードレース 第6戦 in SUGO 。SUGOは野左根の一番好きなサーキットということもあり本人にも、チームにも気合が入ります。
◆8/24(金)フリー走行
◆8/25(土)公式予選
結果、1分31秒256で、J-GP3時代も含め、全日本ロードレース初のポールポジションを獲得。
野左根自身は、目標の30秒台は出せなかったのが悔しいと語るも、優勝への自信を覗かせる一面もあり、初の優勝に向け頼もしく感じられる予選となった。
◆8/26(日)決勝
汗ばむような暑さと、ドライコンディションの中迎えた決勝レース。
午前中に行われたウォームアップ走行では再度ブレーキトラブル(フェード)が発生、フリー走行の時と同じ症状に見舞われる。再度パッドを交換し、ブレーキのエア抜き作業を実施、Newタイヤに履き替えと、ピット内は慌しくスタート直前まで対応に追われた。
調整も間に合い、いよいよ レーススタート。
スタート直後、野左根は2番手まで後退、ホールショットは2番グリットスタートの中本郡選手。野左根はNewタイヤ及びブレーキパッドが馴染まず、一時5番手まで後退しながらも、7台で争われているトップ集団内の順位をキープ。トップ集団の順位が目まぐるしく変わっていくレース展開の中、徐々にラップタイムが安定し、周回を重ねるにつれ順位を上げていった。
本人も自信を持って走れるという得意のコーナー110Rで浦本選手を交わし、ついに野左根がトップを奪い返す。
ここから徐々にタイムを上げ、2番手以下を引き離していく展開に。15周目で1分31秒780というファステストをマークした。
3位→2位→1位と、全日本3戦連続の表彰台という右肩上がりの快挙である。
2位には浦本選手、3位には生形選手が続いた。
ピット内では、野左根選手が順位を上げるごとにチームの皆がガッツポーズ。野左根がトップに立ったときには大盛り上がりを見せ、チェッカーを受けたときはチームのみんなが喜びを爆発させた。
ポイントランキングでも野左根が67ポイントでトップ!
しかし、上位のポイントは僅差で、ランキング争いは大混戦に。
野左根も念願の初優勝に笑顔が絶えず、タイムには満足いかないと悔しさを見せるものの、得意の110Rのライン取りで勝負をかけていき、作戦通りのレース展開に満足した様子だった。
◆ライダー 野左根航汰コメント
今回のレースは全日本3年目にして初優勝できました。
全日本に参戦して3年目、やっと勝つ事が出来ました。これは航汰の才能を信じサポートしてくている人達と、応援してくれているファン皆様のお蔭、と大変感謝しております。
航汰は10歳の時からチームノリックで走り、故典史が思い描いた「日本人のMotoGPチャンピオンを育てる」と言う思いに一歩近づけたなと、感慨深いのも有ります。
しかし、ここからさらに気を引き締め、妥協することなく、厳しいトレーニングを続け、本人と関係者の夢を実現できるよう、スタッフ一同精一杯努力します。
これからも応援を宜しくお願い致します。
★レースの公式結果は、MFJオンラインマガジン よりご覧頂けます。
★[MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 SUGO ] フォトギャラリーはこちら
この度、Webikeチームノリックヤマハ は全日本ロードレース選手権第6戦 SUGOにおいて、全日本ロードレース選手権 初優勝をあげることができました。
応援してくださったファンの皆さま、サポーターの皆さまに心より御礼を申し上げます。
★次回のJ-GP2参戦は、全日本ロードレース第7戦 9月8日・9日 – オートポリス での開催です★
もちろん、ここで安堵することなく、勝利を目指してチーム一同邁進していきます。
今後とも、皆さまの暖かいご支援とご声援を宜しくお願い致します。
★ウェビックでは、「Webikeチームノリックヤマハ」悲願の初優勝を達成記念として【初優勝セール】を開催中です!
8月30日まで!ぜひこの機会をご利用ください!!
※レース写真撮影:Toshiyuki KOMAI