■大会名:2013 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 スーパーバイクレース in 筑波
■カテゴリ:J-GP2クラス
■開催日:6月29日(土)予選 / 6月30日(日)決勝レース
■開催場所:茨城県・筑波サーキット(全長:2,070m)
■天候:晴れ / コース:ドライ
3カ月のブランクを空けての開催となった、全日本ロードレース選手権 第4戦J-GP2クラス筑波ラウンド。
Webikeチームノリックヤマハは、長いブランク期間を利用して精力的にテストをこなし、ニューフレームの戦闘力を100%引き出せるように調整を重ねてきました。
また、ライダーの野左根航汰はブランク期間中に全日本スーパーモタード選手権S1プロクラスに初出場。450ccのモタードレーサーでの初レース を6位入賞で飾りました。
6月29日(土) 公式予選
天候が不安定なまま迎えた予選、1-3位はダンロップタイヤ勢が独占し、予選でかなりの好タイム。
野左根は57.849で8番手スタートとなりました。57秒台にライダー9名がひしめき、決勝は混戦が予想されます。
6月30日(日) 決勝レース
決勝の日曜日もどんよりとした雨が降りそうで降らない空模様。午前中に行なわれたフリー走行から、念の為レインタイヤも用意するなど、ピットクルーは慌ただしいまま決勝を迎えます。
決勝スタートで、野左根はフロントアップをするミス。10番手前後にポジションを下げます。
しかし、レース中盤から航汰は怒涛の追い上げを開始。毎週ごとに順位をあげていき、残り4周で3番手まで順位を上げます。
残り周回、TOP争いをする生形選手と高橋選手に迫ったところでチェッカー。3位でレースを終え、今季初表彰台獲得です!
ただ、終盤はタイヤが厳しくなってしまい、TOP2台を抜けなかったため、野左根もうれしさの中にも悔しさが混じるレースとなりました。
表彰台インタビューでは「次は必ず優勝します!」と力強いコメント。早くも8月のもてぎに向けて気持ちを切り替えていました。
全日本ロードレースJ-GP2クラスは2戦を終え、ポイントランキングでも野左根3位に上昇。
8月のもてぎ2&4は、優勝目指してがんばりますので、次戦も応援よろしくお願いします!
>>MFJ 全日本ロードレース第5戦 in もてぎ 開催概要
>>【Webike Team Norick YAMAHA】全日本ロードレース 第4戦 in 筑波フォトギャラリー
=野左根航汰コメント=
スタートに失敗して出遅れてしまいました。とにかく追うしかないと思って そこから追い上げることはできたのですが、そこでタイヤを使い切ってしまい、前の2台をパスすることができませんでした。
ペースとしてはいいペースで走れていたので、かなり悔しいレースになってしまいました。
言ってもきりがないので、今回は今回のこと、次回には次回の走りができれ ばいいので、気持ちを切り替えて次へ繋がるような走りをしていきたいと思います。
引き続き、応援よろしくお願いします。
==阿部監督コメント==
今回は抜きどころが少なく攻略が難しい筑波サーキットで、予選8位と難しい位置からのスタートとなりました。
スタートにも失敗し、順位を落としましたが、そこからTOP2台まで追いついて3位表彰台獲得という、素晴らしいレース内容だったと思います。
残念ながら優勝はできませんでしたが、テストを重ねて、新しいマシンの戦闘力アップとライダーの成長を実感できるレースでした。
次戦までの間にもマシンの調整を進め、8月のもてぎでは必ず優勝できるようにチーム一丸となってがんばります。
皆様のご支援、ご声援をよろしくお願いします。
レース写真撮影:Toshiyuki KOMAI