【レースレポート】MotoGP日本グランプリ 決勝は惜しくもポイント獲得まであと一歩の16位!

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カテゴリ: 2013年レースレポート , MotoGP , TOPICS , 過去のレースレポート 0 件のコメント

■大会名:2013 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第17戦 AirAsia 日本グランプリ
■カテゴリ:Moto2クラス
■開催日:10月25日(金)練習走行/26日(土)公式予選/27日(日)決勝レース
■開催場所:ツインリンクもてぎ

■10月25日(金)練習走行
 練習走行が濃霧で中止となり、ぶっつけの予選に挑む


25日(金)に予定されていた練習走行が濃霧と降雨によるドクターヘリの離発着の問題で中止となり、チームにとっては貴重なテストの時間が減ってしまうという厳しい日本グランプリのスタートとなりました。

マシンは国内のコンストラクターであるTSR製のフレーム。実績もあり、過去のデータによってセットアップの土台もあるため、練習走行でテストができれば方向性が見えてきたはずですが、金曜日はマシンの組み付けだけで終わってしまいました。
Moto2クラスはエンジンはHondaのCBR600RRベースのレーシングエンジンがそのレースウィーク中の木曜日に貸与され、タイヤも同じ木曜日にダンロップから届くといった形で、レースの準備を現地でしなくてはなりません。こうして金曜日は走行できずに準備だけをこなし、土曜日の予選を迎えました。
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■10月26日(土)予選
セットアップしながらの緊迫した予選。結果は29番手と厳しいグリッド順となる。


朝から激しい雨が降り続く26日(土)の予選日は、台風通過後も荒れた天候となりました。ドクターヘリは霧の合間をぬって現場に降り立つことができたのですが、路面コンディションの悪化と、ヘリが飛び立つことができない霧が重なって午前中のフリー走行がまたも中止に。
予選前のセットアップも出来ない事となり、予選中にセットアップをしながらタイムアタックをするという形となりました。
正午過ぎから天候回復の兆しがあり、Moto3の予選が始まるころにはほぼ雨が止み、MotoGPの予選では路面の水しぶきも減っていき、難しいコンディションになることが予想されました。

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Moto2の予選が開始となり、いよいよ今回のマシンに野左根選手が跨ります。レインタイヤでのスタートとなった予選走行は、どのクラスもセットアップをしながらのタイムアタックで、ピットインを繰り返していきます。
野左根選手も走行開始後すぐにピットインし、セッティング変更を行います。何が悪いのかが分からないが、タイヤのグリップ感がないという症状の中、永安チーフメカニックがサスペンションの調整をして再度ピットアウト。途中走行ライン上がドライになっていくという難しいコンディションの中、そのままタイムアタックを重ねて、33台中の29番手という予選結果になりました。タイムは2分04秒269、トップとは3秒ほどのギャップがあります。
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明日の予報は晴れで、ドライ路面での決勝のため、レイン用のセットアップを明日の決勝用に変更する事が必要となります。夜暗くなってからもセッティングの検討と、ピット作業が続きました。
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■10月27日(日)決勝
29番グリッドからの追い上げ!2013年の日本グランプリは16位完走!


朝から雲が無い快晴に恵まれた決勝日、昨夜の気温は9℃ほどと非常に冷え込みましたが、決勝の時間には20℃前後まで上がる見込みで、ツインリンクもてぎでは、バイクでの来場者も多く見られました。
決勝前のウォームアップ走行は、ドライでの走行が無かったことを考慮し、主催者の判断によって時間が延長されました。その中でドライのセットアップを探しながらの走行。コースサイドからも、昨日の予選とは明らかに違うスピードで各車が駆け抜けていきます。

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野左根選手もマシンのセットを確認しながら、この貴重な時間で走行を重ねます。
ウォームアップのタイムは1分54秒593と23番手のタイム。レインコンディションよりも順位を上げ、セッティングは十分ではないものの決勝にも期待が持てる結果。
お昼にはYAMAHA応援席やノリック大治郎シートに阿部監督と野左根選手で訪問し、観客席のお客様からパワーを頂きました。特にノリック大治郎シートでの子供達のサイン攻めには野左根選手もびっくり!

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Moto2決勝の気温は19℃、路面温度は32℃というコンディションでスタート!
29番グリッドからの野左根選手はスタートでやや出遅れる形で1コーナーへと進入。しかしトップグループが絡む転倒で、すぐに赤旗中断でリスタートとなることに。一旦ピットに戻ってコース上の転倒処理が終わるまで約20分ほど、レースも23周だったものが15周と減算されての決勝。

2回目のスタートは問題なく、集団のまま1コーナーへと進入。1周目は24番手でメインスタンドを通過。2周目で2台をかわして1分55秒台で周回していきます。続々と転倒者が出る中で、6周目で1分54秒台に突入。ここから前走車との差が詰まらなくなって来ます。
先頭集団は♯36ミカ・カリオと♯40ポル・エスパルガロを中心に5台ほどで1分52秒台で周回するペース。
野左根選手は9周目でレース中のベストタイムとなる1分54秒661を叩き出し、後続との距離を一気に広げます。そのままレース終盤まで1分55秒台で周回を重ねて16位でチェッカー。

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転倒の相次いだ難しいコンディションの中で、セットアップもままならない車体での16位という結果に、チームとしては十分な手ごたえ。とはいえもう1台分のポジションアップでポイントを獲得する事が出来ただけに惜しい結果ともなりました。

次はいよいよ鈴鹿のMFJグランプリの全日本最終戦です。ウェビックチームノリックヤマハとして、初のJ-GP2クラス チャンピオン獲得をかけてレースに臨みます。
みなさま最後まで熱い応援を宜しくお願い致します!

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>>MFJ全日本ロードレース 第9戦【最終戦】 in 鈴鹿 開催概要
>>【フォトギャラリー】Webike Team Norick NTS MotoGP Moto2 第17戦 in ツインリンクもてぎ
RACE Photo by SATO TOSHIHIRO

= 野左根航汰コメント =
金曜日のフリー走行が中止となり、予選日にぶっつけで乗ることになったため、レインもドライもセッティングの基準が分からず苦労しました。
決勝は前半のセクションはそれなりのペースで走れることが分かったので、レース前半に勝負をかけていこうと決めていました。その結果、前半で順位を上げることができました。16位ということで、あとひとつでポイント圏内でしたが、ひとまず完走することが出来たのでほっとしています。

全日本最終戦鈴鹿は勝ってチャンピオンを決められるように、全力で望みます!

= 阿部監督コメント =
今回の日本GPは予選までずっと雨で、ぶっつけ本番の予選走行となり、厳しい状況でのスタートでした。
マシン、タイヤともにレインでの走行は初めてだった上、セッティングを外してしまい、予選29番手と大きく出遅れてしまいました。

朝のフリー走行ではなんとか23番手までタイムをあげましたが、他のライダー達がテストがなくてもタイムをしっかり出してくるのを見て、世界の舞台で戦うライダーは皆強豪揃いだと改めて実感しました。
決勝ではスタートのアクシデントを上手に避けられたこともあり16位まで順位を上げ、ポイント獲得まであと一歩でしたが、上位陣とはタイムの差もありついていくことができませんでした。目標としていたシングルフィニッシュは、まだまだ厳しかったです。

ぶっつけ本番で時間がなく、マシンのセッティングを詰め切れなかったことも原因ですが、世界のライダーたちと比べるとコウタもまだまだ経験不足で、学ぶべき点が多かったと思います。

Moto2最終戦のヴァレンシアGPでも、来年以降の世界での戦いを見据え、とにかくコウタに経験をつませたいと思います。
来年、Moto2の舞台で走ることが実現した時には、シーズン後半にはTOP争いができるように今は1レース1レースを来年へのステップと捉えて、コウタに多くのことを吸収させていきたいです。

来週の鈴鹿での全日本最終戦、ヴァレンシアでのMoto2最終戦と2週連続のレースです。
ライダー、メカニック、スタッフともに全力を尽くしますので、ファンの皆さま並びにサポートしてくださる全ての関係者の皆さまの暖かい声援を引き 続きよろしくお願いします。

投稿者: Webike Staff   @   2013年10月29日 0 件のコメント
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