【レースレポート】全日本ロードレース 第9戦 in 鈴鹿 J-GP2クラス初の年間チャンピオン獲得!最終戦4位でフィニッシュ

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■大会名:2013 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第9戦 鈴鹿
■カテゴリ:J-GP2クラス
■開催日:11月2日(土)公式予選/11月3日(日)決勝レース
■開催場所:三重県 鈴鹿サーキット(5.821Km)
■天候:(土曜日)天候:うす曇 気温:18.3℃ コース:ドライ
    (日曜日)天候:曇 気温:19.7℃ コース:ドライ
■周回数:15周

■11月2日(土)予選
ライバル浦本選手を抑え、2分11秒377でポールポジションを獲得!

チームと野左根航汰は木曜に鈴鹿入りし、特別スポーツ走行枠でのテストを重ねました。日曜の決勝は雨の天気も予想されたため、雨の場合ドライの場合に備えた入念なマシンのセッティングをしました。
金曜のフリー走行では、ランキング2位で野左根を追う生形秀之選手に一歩及ばず2位でした。
土曜の公式予選で野左根は、安定したタイムで周回を重ねました。
タイヤを交換してからの後半、残り時間約5分でコントロールラインを通過した際、電光掲示板の一番上には♯634浦本選手の表示が野左根の目に飛び込んできます。浦本選手は、野左根の友人であり、良きライバルでもある関係で、「絶対に彼にポールポジションはとらせない!」という意地が沸き上がります。
残り1分で野左根は 2分11秒377 でトップを記録。去年の自己ベストを1秒以上上回っていました。

前節までのポイントランキングは、野左根が135ポイント、2位生形選手が127ポイントと8ポイントの差をつけています。通常のレースでは、1位に25ポイント、2位に22ポイントがそれぞれ与えられますが、最終戦の鈴鹿ではボーナスポイントとしてプラス3ポイントが加わります。野左根が自力でチャンピオンを獲得するには、決勝レースで4位以上でフィニッシュすることが条件となります。しかし、2分11秒台には、生形選手、浦本選手、クライサー選手、井筒選手、岩田選手の6人が並んでおり、混戦の決勝が予想されます。
チームと野左根は気を緩めることなく、優勝を勝ち取りに行く意気込みで明日の決勝を迎えたいところです。

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■11月3日(日)決勝
中盤からタイムが伸びず、4位でフィニッシュするも、初の年間チャンピオンを獲得!

曇り空で迎えた決勝。野左根航汰はポールポジション、フロントロウには、生形選手と浦本選手が並びます。シグナルがグリーンに変わり、完璧なスタートを決めた野左根がホールショットを獲り、クライサー選手、井筒選手と続きます。4位には前日の予選でポールポジション争いをした浦本選手がつけていましたが、130Rでギア抜けによりコースアウトして13位まで順位を落とします。

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その後、9周目まで野左根がトップでレースをリードしますが、井筒選手、岩田選手、クライサー選手、生形選手が先頭集団を形成し、野左根は1秒以上のマージンをつけることができません。その間、一度コースアウトした浦本選手が怒涛の追い上げを見せて徐々に順位をあげ、10周目の時点で3位にまで迫りました。
野左根は11周目には5位まで順位を落としますが、次のラップでは自力チャンピオン獲得の条件となる4位に復帰します。順位を落とした原因として、野左根はマシンがフロントから切れ込み過ぎていると感じていました。優勝してチャンピオンを獲りたいという思いは当然強くありましたが、前を行く3台のバトルは野左根の目から見ても激しいものでした。
野左根が下した決断は、リスクを冒さず、ここは4番手に留まって日本チャンピオンは確実に獲ることに集中するというものでした。そして5位の井筒選手とは十分なマージンを取った上で、4位でチェッカーを受けました。

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表彰台はならなかったものの、最終的にはポイントラインキング2位の生形選手とは6ポイント差で初のチャンピオンを獲得しました。最終戦にふさわしく、シリーズ屈指の激しいバトルとなった今回の鈴鹿。
野左根は、冷静さを失わず、チャンピオン獲得というゴールに集中することができました。

苦しんだ最終戦でしたが、振り返ってみると年間シリーズ7戦中、優勝3回、2位1回、3位1回の計5回の表彰台を獲得し、生形選手、クライサー選手といった強豪がひしめくJ-GP2クラスでの初チャンピオンを獲得しました。

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今年の全日本ロードレース選手権での戦いはこれで終わりましたが、野左根は今週末のMotoGPの最終戦、スペイン・バレンシアGPに向けて出発しました。オーストラリア・フィリップアイランドGPと同じJiRチームからMoto2クラスに参戦します。先月末の日本GPでは、慣れないマシンとタイヤでシェイクダウンができたのがようやく土曜の公式予選という状況でしたが、予選の29位から決勝は16位と底力を見せ、ポイント獲得まであと一歩でした。

世界への挑戦はこれからも続きます。
1年間にわたり、全日本、MotoGPと野左根に温かい声援を送っていただいたファンの皆さま、本当にありがとうございました。
皆さまの声援はスペインにも届くはずです!
今後ともウェビックチームノリックヤマハ、野左根航汰への熱い応援を宜しくお願いいたします。

>>MFJ全日本ロードレース 第9戦【最終戦】 in 鈴鹿 開催概要
>>フォトギャラリー【Webike Team Norick YAMAHA】全日本ロードレース第9戦 in 鈴鹿
RACE Photo by Toshiyuki KOMAI

= 野左根航汰コメント =
鈴鹿最終戦の表彰台を逃してしまったのは悔しいですが、結果として年間チャンピオンを獲ることができたのはよかったです。
予選では、友人でもありライバルでもある浦本選手が1番手になっているのを見て、「絶対負けるか!」と思い、ポールポジションを取る事ができました。
決勝では序盤は1位で周回できておりましたが、中盤から4番手になってしまいました。上位3選手のバトルがとても激しく、そこに絡んでいくことはリスクが高すぎると判断しました。自分としては、年間チャンピオンを獲るために4位を守ることに専念しました。

J-GP2参戦3年目でチャンピオンになれ、ずっと応援していただいたファンの方の期待に応えられたことがとても嬉しいです。
全日本での目標はクリアしましたが、レーサーとしてもっと高いところ目指して行きますので、これからも応援よろしくお願いします。

= 阿部監督コメント =
予選では航汰を信頼しており、ポールポジションを獲ってくると思っていました。
決勝はポールポジションからホールショットも取れ、前半は1位をキープしていましたが、後半、浦本選手を筆頭に追い上げられました。
4番手まで落ちた際、表彰台を獲ることも可能でしたが、ムリに勝負を仕掛けず、状況をよく見極めて冷静に判断できたことがよかった。
年間チャンピオン獲得にはあの判断が正解だったと思います。
チャンピオンを獲得するまで3年かかりましたが、一つの区切りができました。
ずっと応援してくださったファンの皆さまに感謝申し上げます。
バレンシアでのMoto2最終戦も全力を尽くします。

投稿者: Webike Staff   @   2013年11月6日 0 件のコメント
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