【レースレポート】全日本ロードレース選手権JSB1000 オートポリス
■大会名:2014年全日本ロードレース選手権第2戦スーパーバイクレース in 九州
■カテゴリ:JSB1000
■開催日:4月27日(日)
■開催場所:オートポリスサーキット(1周4.674km)
■条件:天候:晴れ コース:ドライ
■規定周回数:19周
大分県オートポリスで開催された第2ラウンド。
開幕戦はノーマル仕様のエンジンで戦わざるを得なかったチームと野左根航汰選手は、万全の状態で臨み、いい結果を出したいレースでした。
9番グリッドから6位まで順位を上げるものの、5周目以降からは8番手となり、そのまま前後選手との順位変動がなくゴール。
1000ccクラスに移ってから2戦目でのシングルフィニッシュとなりました。
今節13ポイントを獲得して合計ポイントは16、ポイントランキングでは11位につけています。
昨年のJ-GP2チャンピオンとは言え、簡単に勝たせてくれないのが最高峰クラス。
しかし、JSB1000のリズムにも慣れてきているようで、次節もてぎではベテラン選手とのバトルも期待したいですね。
= NTSチームノリックヤマハ阿部光雄監督コメント =
▼予選
「鈴鹿はほぼフルノーマルというマシンでしたが、エンジン、フレームがバージョンアップされて臨んだオートポリスでした。
しかし、マシン全体のバランスをうまくとることができず、難しい予選となってしまいました。
1分49秒台を狙っていましたが、最終的に1分50秒4で9番手となり、もう少しタイムをあげたかった、というのが本音です。」
▼決勝
「スタートは非常によく、一時6位まで順位をあげましたが、その後TOPからは離されてしまい、8番手でゴールしました。
マシンの問題もありますが、航汰のライディングスタイルがまだ600ccの乗り方をしてしまっており、タイヤの消耗具合やストレートスピードの差など、改善していかなければいけないポイントが多いです。
しかし、本人は今回のレースでだいぶマシンの乗り方に関しては手応えをつかんだようなので、非常に収穫のあったレースだったと思います。
JSB1000二戦目で、シングルフィニッシュというのは周囲からみればとても立派な成績だと思いますが、もっといい成績を残せるよう、次戦のもてぎではさらにマシンをバージョンアップさせる予定です。
次戦のツインリンクもてぎでもチーム一丸となって全力を尽くしますので、引き続き皆様の暖かいご声援をお願いいたします。」
Photo by Toshiyuki Komai